夫婦別姓「反対」61%だって!
年齢があがるほど別姓には抵抗感がある。未婚者は52%が賛成。
ただし、別姓が認められても別姓にすると答えた人は29パーセントにとどまった。自身が別姓を選ぶことにはためらいがあるとみられる。
私自身2回結婚しているので、苗字がかわることが面倒だと感じた。
今の仕事に就いたとき「1回目の結婚相手の苗字」で仕事をしていた。
離婚したときに「苗字が変わります(旧姓)」と名刺を差し出すと
「おっ!おめでとう!」と結婚したと思われた。
「いえ。その反対なんです。」と告げると、相手はバツ悪そうに
「そっそうか!ごめんごめん。大変だね」と気を使わせた。
それから数年後、「すみません。苗字変わります。」というと
「今度こそ、おめでとうやね??」と言われた。
「はい。」
こんなやりとりから、勝手に「恋多き女」と妄想され、その担当者が
変わられたときに、「○○さんは 恋多き女だから」ということまで引き継がれていて
驚いた。
いやいや。全然、そんな風ではないのですよ・・・実際。
あとは、3度名前が変わったことから、「出世魚」と名付けられたり・・・
こちらはネタとしては面白いので困らないが、一番困っているのはこんな時だ。
久しぶりにお会いした取引先の方に挨拶するときに
「お久しぶりです~○○です!」と声かけるのが普通だ。
しかし、それができない。
「え~っと。私、昔お会いしたときなんて苗字でした??」と
聞くというマヌケな事が起こる。
私のようにすべてをネタとして笑い飛ばせればいいが、
今の時代離婚する人も増え、苗字が変わることでプライベートが公にも筒抜けになることを嫌がる人はますます増えるだろう。
仕事場では旧姓でとおすという「通称使用」が、一番いいのではないか。
結婚しようが、しまいが仕事には関係のないことだ。
大半の国と地域が別姓を選択できるようにしており、夫婦同姓規程があるのは日本だけとなっている。
今後も、この議論は続くだろう。