朝4時に起きて幻冬舎の見城徹さんの闘争宣言を読んだら、えらく興奮してしまった。
幻冬舎社長 見城徹
最近見城さんが気になって仕方ない。見城さんの著書を読み、見城さんのAbemaTVをみたり、755でフォローしたり。
頭が見城徹!!(笑)
なんとなく目が覚めた休日の朝4時
いつものように、見城さんのトークを読んでいるとこの文章が目に入ってきた。
以下幻冬舎HPより引用させていただきます。
来る三月二十五日、幻冬舎の最初の単行本が六冊刊行されます。六冊を見ていただければおわかりのように、幻冬舎は文芸作品中心の出版社です。衰退がいわれて久しい文芸本のジャンルにあえて切り込んでいくのには、それなりの覚悟があります。私たちは文芸が衰退しているのではなく、文芸を編集する側が衰退しているのだと考えています。すなわち、大手寡占状態の中で、出版社は作者と読者の両方の胸の鼓動や息遣いに耳を澄ますことなく本を送り出しているのではないか?血を流し、葛藤し、渇えている作者と読者のひとりびとりに対してあまりにもヌクヌクと生活しているのではないか?大手出版社というブランドに守られて、ひりつくような痛みとははるか遠い所でいつも安全な本作りをしている自分の姿を思い浮かべる度に、吐き気をもよおしていたことは事実でした。
もう一度ゼロに戻したい。もう一度ひとつ間違えれば地獄へいく薄氷を踏んでみたい。そんな想いのなかで幻冬舎は出発しました。逆に言えば、幻冬舎の社員ひとりびとりの人生の問題として、今の自分に否定形の「NO」を言い続けるためにも、幻冬舎は設立されたのです。
私達には今、何もありません。しかし、そのことが気持ちがよいことだと感じています。私達を縛る出版界の常識もありません。ですから、史上最大の作戦もゲリラ戦も自由に戦うことができます。
その戦いのさ中で、読者の胸元にくっきりと届くものを送り続けます。そして、その集積でこの世界の何かを変えたいと願っています。
文芸元年三月二十五日。幻冬舎は歴史に新しい楔を打ち込むことができるでしょうか。
頭をガツンとなぐられたような衝撃を受けた。
あぁ。私はなんて自分の事ばかりで生きてきたのだろう。ぬくぬくと何も考えず己ばかりの幸せを追求し、人の息遣いや胸の鼓動を無視して生きてきたのだろう。
自分の幸せが家族の幸せなどと、自分の都合のいい言い訳ばかりをしてきたのだろう。
そして、世の中には見城さんのように、己の欲よりも他者への想像力をもち、他人を優先する人たちがいる。
少なくなってきているが、確実にいる。
私は、自分の事は自分で守るんだとずっと心に決めてきた。誰も守ってくれないから、自分で守るんだと。
でも、違う。
今でも、自分よりも人を思い生きている人がいる。こんな世の中になり、その人は誰に守ってもらうのだろう。。。
きっと戦後の日本では、自分よりも人を思いやりお互いが助け合うことで成長し、活気があったのだと思う。
みんなが大変で、お互いに助け合わなければ生きていけないそんな時代で、自然とお互いを思いやる。
今は、ぬくぬくと生きられる時代だから、他人を思わなくても自分さえ守れれば、それなりに生きられる。
思いやりなんて、重いだけ。
でも違うんだと今更ながら気づいた。みんなそれぞれが自分よりも他人を思いやることで、関わりが深まりつながりができる。誰も一人にはならない。
安全地帯にいる間は、人に助けられることもない。人を助ける大切さもわからない。
見城さんはこういう。
ふもとの太った豚になるな。頂上で凍え死ぬ豹になれ。
何かに挑戦しようと、薄氷を踏む覚悟をした人は、自分一人ではそれができないということがわかる。
自分の身を厳しい中に置くことで、人のやさしさが身に染みる。
GNO(義理、人情、恩返し)を死守する見城さんは、きっとそうやって色々な人に助け、助けられ生きてこられたのだと思う。
そして、人として本当に大切な事というのは、その厳しい中でしか培われないという事だろう。
今一度この本を読み返そう。
人にやさしくなるために。
たった一人の熱狂 [ 見城徹 ]
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そして、11月27日(日)21時からはAbemaTVの徹の部屋。
ゲストはテレビ朝日アナウンサー 宇賀なつみアナと山本雪乃アナ
12月11日(日)21時からは松浦勝人さんとHIROさん
12月25日(日)21時からは坂本龍一と村上龍さん
見城さんが気の合う仲間と語らう番組です。
まだみたことがない方はぜひ!!