カナカナのーと

子育て、教育について考えていること。

「ヤングアメリカンズ」というワークショップに息子(高2男子)が参加させてみた。Part 2

とりあえず観なきゃわからない!!

高校2年生という思春期真っ只中の息子が参加したヤングアメリカンズ。

今日は3日目最終日。ショーとして発表の日。

家族みんなで見に行きたい私。

けれど家族の反応は

「ヤングアメリカンズってなんや?興味ない。よくわからん。」

「見に行きたくない。」

主人も「俺は行かない。」

 

私とチビだけは行く気マンマン!

でも、高2の息子の舞台を見に行くなんてこと、もうこの先一生ないかもしれない。

 

そこで、私の得意技がでた。

「必殺!お願い攻撃~!!!」

「おねが~いっ!みんなで行こうよ~ねぇねぇ。お願いお願い!!」

あっちでも、

「おねが~い!父ちゃんあんたたちが来たら行くって言ってる~おねが~い!!

帰り外食やし、好きなところ食べに連れて行ってあげるから!おねが~い!!」

次のところでも

「おねが~い!!テスト勉強?4時間くらいや~ん。大丈夫どうせ勉強せ~へんねんから!!ゲーム持って行ってもいいし、ipad持って行ってもいいからおねが~い!!!」

 

こちらも必死!!

 

そして、男子はやはりかわゆい。

ママのお願い攻撃から逃れられず、家族全員で観に行くことになりました。

 

高2男子はどんなふうに踊るのか?

第一部はヤングアメリカンズのキャストのみの舞台。

全国を回るその歌と踊りはラスベガスのショーを彷彿させるような舞台。

それを見て、子供たちはこんなすばらしい人たちに教えてもらえたんだと

実感。

そして、第二部。

いよいよ息子の登場だ。

幕があがると、いきなり数十人の子たちが出てきて踊り始める。

そして、キレッキレのダンスを披露!その中に高2息子の姿も!!!

 

すごいやん!!!

3日間で仕上げたと思えない激しい踊り。首をふり手をシャカシャカするその動きにお兄ちゃんたちは大笑い!!「すげ~アイツ!!!」

 

主人と私も口あんぐり・・・

 

・・・・・あの子こんな才能があったのか・・・

うまい下手は別として、一生懸命イキイキと踊る姿に感激!恥ずかしがってもじもじするような動きは一切なく、ここぞとばかり、自分を身体いっぱい表現するその姿に感動しました。舞台の上でヤングアメリカンズの男性キャストと肩を組合い大きな口で歌う姿。その一体感に涙がでました。

 

ショーが終わると、主人が黙って私に手を差し伸べてくれました。

 

「いいものをみせてもらったわ。」

 

ショーが終わった後、キャストたちとのお別れを惜し子供たち。いつも気持ちの切り替えスピードがはやく、さっさと帰りたがる高2の息子もこの時ばかりはなかなか出てこない。やっと出てきて第一声は、

 

「また、来年もやるわ!!」

 

いやいや。あんた来年受験生やんか・・・そんなヒマあるのか?・・・まぁいいか!受験勉強よりも大切な事ってあるもんね。

 

ヤングアメリカンズは私たちにいろいろなものを与えてくれました。

この良さは言葉では表せません。ぜひ皆さんも一度見に行って、そして参加してください!!!

 

「お願い!おねが~いっ!!!絶対いいから~っ!」(笑)

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