カナカナのーと

子育て、教育について考えていること。

思いを言葉に。

新年あけましておめでとうございます。

新年一本目。

さて、この一本がとても大切と、今回は何回もタイトルをかえ、

書いた記事を消し、そしてたどり着いたのがこのタイトル。

 

 

昨年一つのイベントを実施して思ったことがあります。

 

「思いは言葉にすることで、叶う可能性がぐっと上がる。」

 

8年前から高校現場で行われる「講演」のプロデュースをしたいと思っていました。

アクティブラーニングという形が主流になるだろうという流れを察知し

「聞く」だけの授業や講演は、とてももったいないと。

せっかく、みんなにとって大切な時間を無駄にしてはいけない。

「講演」=「睡眠時間」に

なっている現場をちゃんとプロデュースして

「いい時間」をつくる人になりたい。

 

それが原動力だった。そこから、色々なおもしろいプログラムをやっているところに

子供を送り込み偵察(笑)

人がやるプログラムに参加すると、「もっとここをこうしたほうが。。。」という

課題点がみえてきたりする。

自分がやるときは、そこをもっと面白くするための工夫をした。

 自分が得た知識を生かすために

子供たちの友達を集めて様々なワークショップをした。

 キーワードだと思っていたのは

「何を」するのかではなく、「誰と」するのか。だと思った。

 

その場所にあつまる子供たちが、知らないもの同士だったとしても、

協同してやることで、いろんなつながりがでてくる。

年齢も異年齢でやらせることで、勝手に協力しあう。そういう場を作ることが

できた。

「人にやさしく」「思いやりをもって」とか「協力し合おう」とか

言葉でつたえるのでなく、協力しないとできない状況をつくり、

「ほら。力を合わせたらできたね。」とか

「○○ちゃんが、○○くんをたすけてくれたね。やさしいね。」とか

子供が体験しながら、どんな力が必要なのか。

自分でつかみ取る。そんな現場を作ることが、教育に必要なのだと思う。

そして、その後も実験的に13個のワークショップを開催した。

私の引っ越しや、一緒に活動していた友達の子供の受験などが重なり続けることが、できなくなったが、

あのワークショップを実施した経験は今の活動に繋がっている。

 

ふわっとした思いでも、「こういうことがやりたいねん。」と口にすることで、

周りの人がそれを認識する。

そして、自分も再確認できる。

 自分がやりたいことを 思いついたら「口にしてみる」まずはこれを

お勧めしたい。

BUMP OF CHICKEN の歌の歌詞で一つ大好きなフレーズがある。

「言葉より声を 声より唄を 唄から心を 心の言葉を」(angel fall より引用)

 

心の言葉を届ける。

 

人の「心の言葉を届ける。」そんな郵便屋さんになれればいいと思う。

伝えた時に、いい顔の人がいて、私の心が温かくなる。

 

そうやって 人と人を繋ぐ仕事がしたい。

 

私は この気持ちを持って今年一年も走り続けたい。

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