カナカナのーと

子育て、教育について考えていること。

オペラ 椿姫

昨年度の初オペラ コジ.ファン.トゥッテに魅せられて今年は7月24日 兵庫県立芸術文化センター佐渡裕さんプロデュースオペラ ヴェルディの椿姫を観てきました。
鳥肌が立つほど圧巻の舞台!素晴らしかったです!
キャストの皆さんの研ぎ澄まされた歌声に心洗われる思いでした。
ヴェルディの椿姫は音楽が有名ですよね!そうあの曲はこの場面から生まれたんだ〜!と感激したり、ストーリーの哀しさに切なくなったり…

私は椿姫を観てこう思いました。
「いつの時代も親って間違う。そういうものなんだ」と…
子供の為に良かれと思う行動が、最期悲劇を生み「許してくれ」と許しを乞う。

うん。そうだ。私も息子の為と思い、良かれとしたことが、悲劇とまではいかなくても、彼から何かを奪ってしまう。そうならないようにしよう。

椿姫を観てこんな風に感じる人は少ないのかも知れないけれど、私はヒロインのヴィオレッタではなく、アルフレードの父、ジェルモンに自分を置き換えた。

親は強くならないと。

そんなメッセージを受け取ったオペラだった。

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