コルクラボ編集専科の学びを子育てに生かす Vol.1
まず簡単に自己紹介
名前 かなかな。
①21歳、19歳、18歳、9歳4人の男子の母親です。京都在住。
②2017年より民間の学童保育を運営しています。現在10名弱の生徒を預かっています。
③2018年10月より堀江貴文さん主宰の「ゼロ高等学院」のサポーターとして運営に携わっています。
④1996年より自宅にて音楽教室を開いてピアノを教えています。
⑤2015年よりオンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)に参加(12期)
⑥2017年より箕輪編集室に参加
⑦2003年からRで13年間高校渉外として働きました。奈良県担当。
⑧最近妻をサボり気味なので、このままではいけないと焦るバツいち。ステップファミリー
⑨昨年12月にメモの魔力を500冊購入し、講演会の権利をゲット!今年11月に京都の高校にて前田裕二さんの講演会を届ける予定。モデレーターを務める予定。
⑩仕事以外では外に出たくない。実は引きこもり体質。(誰も信じない)
第一回講師は佐渡島庸平さん
いきなり手を繋ぐアイスブレイクで始まり、一気に同じテーブル席の方と仲良くなりました。このあたりの場の設定がさすがのコルクラボ!
そして、怒涛の2時間に突入。内容はこちらでは、おさらいしませんが、気になる方はマトメがありますので、こちらご参照ください。
このブログは、学んだことを私がどう生かすかという、私のためのブログになります。(自分への長い手紙を書くようなものが良いとのことです。)
まず、私が衝撃をうけた言葉がこれでした。
「壁は自分で乗り越えるしかない。他人は手助けできない。
民間学童保育「ボクらの秘密基地」やゼロ高等学院で様々な生徒とのかかわりがある日常で、私は生徒を支え促し、壁を超えるお手伝いをしようと思ったことも、この編集専科に参加しようと決めた一因でもありました。
それが初っ端から否定されたのです。「他人は手助けできない・・・」
頭の中をこの言葉がリフレインしました。
根本から間違っていると言われたような気がしました。
子供達は自分で壁を乗り越えなくてはいけないのです。
蛇行運転をする後ろをハラハラしながら見届けることが必要なのだと思いました。
壁を自分で乗り越えるその時をじっと信じて待つ。
「放置」と「見守り」はやっていることは同じでも大きく違います。
どうしても乗り越えられないと、落ち込んでいる時に声をかけるか、かけないかで次の壁に挑戦する意欲が変わってくると思うからです。
その時はいつくるかわからない。だから、日常のその子の様子を見守るということは、とても大切だと思っています。
その見守り時期に効いてくるなと思ったのが講座の時に佐渡島さんが紹介されたのが、プルチックの感情の輪の話でした。
感情には流れがある。喜びや悲しみの前には必ず驚きがある。と。
その感情の流れきちんと子供に説明できればいいんじゃないか。
そんな時ツイッターで素敵なイラストを見つけました。
「プルチックの感情の輪」というものをベースに子どもバージョンで気持ち表を作りました。ことばは子どもに合わせて随時付箋で足していく予定です。#視覚支援 pic.twitter.com/xPzPnEZpjL
— たきれい(子育て模索アカウント (@kumokun8) August 29, 2018
これを子供に見せることで、自分の感情を言葉にできるようになるのではないか。
言葉にできたら、心が落ち着く。
心が落ち着けば、子供たちは伸びたい方にきちんと伸びるのではないかと思ったのです。
学びを実践に!
「ただいま〜っ!」
子供たちが帰ってきました。でもAくんだけが無言です。顔も強張っています。
「どうしたん?何かあった?」
無言の彼の代わりに周りの友達たちが説明しました。
「Bに仲間はずれされたんやって〜!」
学校の友達との間で何かあったようです。
理由を周りが言ってくれたことで、彼は話しやすくなり、我慢していた感情が溢れ出てきました。
「俺、鬼ごっこしてるときに鉄棒で頭打って、痛くてタイムって言ってるのに、タッチしてくるんやもん!!タイムって言ってるのにっ!!お前が鬼〜って!!それで俺ほっといて違うところ行くしっ!!裏切りや!!」
怒りながら溢れる涙。
「あー。悲しかったんやなー。ウンウン。」
頭が痛いとうずくまる自分への思いやりがなかった事が、きっと悲しかったのだろう。それが腹立ちに変わったのだと思いました。
私が「悲しかったんやな。」と言った途端、怒りはまた悲しみへと感情が戻り、
ポロポロと泣いていました。
泣きながらも、宿題をする鉛筆は動き始め、自分の中で少し心が落ち着いたのだと感じました。
感情の輪の話を聞いていなければ、「そうか。それは酷いなっ!」と共感で終わってたかもしれない。対応を変える事で、子供の気持ちを本来の位置に戻す事ができたのだなと思いました。
そして、その日のうちに同じ話をその子のお母さんや、他のお母さんにもお話ししました。
子供の感情の表面を受け取って、それを注意するのではなく、その感情の根本を理解する事で子供は落ち着く。
そんな話ができました。
こうやって全6回、必ず仕事に生かしたことを、ブログに書くようにしていこうと思います。
編集作業は人生に効く。
第一回佐渡島庸平さん。いい学びをありがとうございました。
#コルコラボ編集専科