高校受験 親が子供に出来ること
今年も受験生を抱える我が家。
今年は三男が高校受験を控えています。
受験生を持つ家としては、4回目。もうベテランです(笑)
親子とも初めての受験は?
長男の高校受験は、私にとっても初めてのこと。心配もしたし、慌てたし、親として考え方もぶれました。
右往左往と親子で悩み、受験校選びも最後まで悩み、結果思うような高校に行けなかったという失敗があります。
二番目の高校受験は?
次男の高校受験は、本人が塾で勉強していることに甘んじていたので、父親から『冬期講習はいかせん!自分で勉強して自分の手で受験を勝ち取れ!』と恐るべき司令が出て、受験直前に塾を辞めるという賭けにでて、慌てた次男はそこから必死で勉強し、なんとか志望校合格という結果になりました。結果本人も達成感を感じて良かったのですが、私はヒヤヒヤもんでした。心臓に悪い…
そして、今年三男!
またもや、父親から司令が出ました。iPadばかり触っている三男『お前、勉強してるんかっ!今のままじゃ冬期講習なしやな。』
…
兄弟。色々性格があります。次男は言ったことはきっちりやるタイプ。なので塾を辞めさせて正解だったと思いますが、三男は危機感を感じない性格。やるやると言ってやらないことも多々あり。
この時期、塾を辞めさせる事はどう考えてもマイナスです。
父ちゃん!!お願いっ!!!
今回は父親のこの申し渡し、賛成するわけにはいきません。
『成績も少しずつ上がってきてるし、今やめさせたら、良くないと思う。お願いやから、冬期講習行かせてやってほしい』
三男には『父ちゃんにちゃんと、自分で行かせてほしいと頼みなさいっ!しっかりやるとこみせて、お願いした方がいいよ。』と伝えました。
それから、なんとか頑張っているので、このまま塾は続けられるかな。。?
父親は『三男は兄弟に任せよう!』と言って兄達に弟の勉強をみるようお願いし、バイト料を渡しました。
これが吉と出るかはわかりませんが、兄弟で乗り切る受験!というシナリオを考えているようです。
おかげで私は三男に『勉強しなさい』の言葉を一切言わずに今まで来れました。
長男の右往左往した1年を考えると嘘のようです。
親も学ぶもんですね。
受験するのは子供。
親はでんと構えて、この子の人生、自分で決めて進めばいい。と腹を括ると楽になれます。
未熟なりに考え決めていく。それを見守る。最後は子供を信じるしかないんですよね。失敗させるのも、これまた学び。勉強が苦手な子も得意な子も、この大きな山を超えて成長するんだと思います。
あと3ヶ月。自分の行きたい高校に向かってしっかり頑張ってと応援していこうと思います。
親のできることなんて、それだけなんですよね。
エピソード追加。
先週私が出張でいない間の模試、朝寝坊して受けられなかった三男。
今週も模試。
『明日は起こして』
『何言うてんの?起こさへんよ。自分の失敗は自分で克服してこそ!自分で起きて行きや。おかーさん起こさへん。』
『えーっ!ムリーっ!でも、次やったらヤバすぎるっ!』
『何が無理やっ!もうそこで負けてるっ!自分で起きて行けないような試験なら受けなくていいよ。』
『えーっ!ムリーっ!』
…
朝自分でバタバタと起きて行きました。
1つ山超えたね。(笑)