SNS時代に必要なのはコピー力だ!!
秋ですね。
そう私は読書の秋にしようと思い、最近読んでいる本はコレです。
メンタリストDaiGoさんがイベントでオススメしていて購入。
ザ・コピーライティング~ジョン・ケープルズ著~
コピーってほんっとにいいものですねっ!
「別にコピーライターになるわけでもないし、必要ないな。。。」
いやいや!それがコピーって人を動かす道具ですよ。
この本の副題は
「心の琴線にふれる言葉の法則」
なんですよ。
少し前にはこの本が話題になりましたよね?
このSNS時代、ちょっと気になる彼女を食事に誘いたいときに、
「来週お食事にでもいきませんか?」と誘うのと、
「驚くほどうまいパスタの店があるんだけど、来週行きませんか?」というのとでは、
どちらがYESがもらえる確率が高いか。。。歴然ですよね。
~伝え方が9割(佐々木 圭一著)より~
言葉を紡ぐことが得意な人が有利な時代になっているのです。
この、ジョン・ケープルズの本の中から引用し、皆さんのコピーライティング力を図ってみましょう。
頭の体操~成功した見出しはどっち?~
育毛剤の広告案
提案1
ビジュアル:男性が別の男性のハゲ頭を指差している
見出し:「60日間前までは私が「ハゲ」と呼ばれていました」
コピー主旨:この育毛剤でめざましい効果があった男性の話を伝えている。
オファー:無料パンフレット「最新の育毛法」
提案2
ビジュアル:こちらに小切手を差し出している育毛専門家
見出し:30日以内に髪が生えてこなければ、この小切手を差し上げます
コピー主旨:この育毛剤の効果に満足できない場合は、小切手で返金すると説明している。
オファー:無料パンフレット「最新の育毛法」
さて、どちらが売り上げにつながったのでしょうか?
あなたが、広告主なら、どちらを選びますか?
さて、もう一問いきましょう。
退職年金プランの広告案
提案1
ビジュアル:車で旅行に出かける幸せそうな夫婦
見出し:一生続く旅行
オファー:無料パンフレット「退職年金プラン」
提案2
ビジュアル:なし
見出し:どうすれば一生の収入を確保して退職できるか
オファー:無料パンフレット「退職年金プラン」
さて、こちらはどちらを選びますか?
本にはこのように他にもたくさんの実例が載っています。そして、それぞれ2点の広告の効果はわずかどころか、大きな開きがあったそうです。失敗したほうの広告は散々な結果だったため、一度掲載されたきりだったが、成功したほうの広告は、何度も繰り返し使われたそうです。
さて、皆さん答え合わせをしてみましょう。
育毛剤
「60日前までは私が「ハゲ」と呼ばれていました」(成功)
ハゲ頭の男性の写真と「ハゲ」という言葉で、適切なターゲットの目をたちまち引く。コピーには結果を示す証拠もある。失敗したほうは、写真がターゲットを絞り込んでいないし、見出しにしても、この育毛剤がきかない可能性があるととられかねない。
退職年金
「どうすれば一生の収入を確保して退職できるか」(成功)
成功した見出しは、ふさわしいターゲットを絞り込んでベネフィットを約束している。もう一方の見出しはわかりにくく誤解をまねきやすい。ひとひねりしようとして、退職後の余生を一生続く旅行と言っているからだ。
さて、みなさんどうでしたか?成功したコピーを選べたでしょうか?
このように、エビデンスに基づき紹介されているので、とても分かりやすく勉強になります。
実際DaiGoさんは、この本に載っているように、商品コピーを作って売り上げに貢献したことがあるとお話しされていました。
かなり分厚い本で、値段も3200円と高価ですが、それだけの価値はあると思います
ということで、私もひとつコピーを・・・
「そのTシャツは あなたの見た目をオシャレにしてくれるだろう。
ジョンケープルズの本はあなたの内面をオシャレにしてくれるだろう。」