子供の反抗期はあった方がいいと思う。
昨日夜11時半過ぎに帰ってきた高校2年の息子。
「遅すぎるやろ」と主人はお怒り。「俺説教するし、お前寝てろ」と言うので、リビング横でチビと寝る私。
そこへ「ただいま〜」と息子。
主人「遅いやろ!何しててん。」
子供「お母さんには連絡しといたやん。イベント終わってまっすぐ帰ってきたんやで。バスで駅まで出なあかんねんけど、バスの本数がなくて遅くなった。仕方ないやん。」
今日は彼女と天体観測ができるイベントに参加してきた息子。
女の子と一緒で夜遅くまでというのは、相手の親も心配するだろうし、男として早く帰さないとあかんと思わへんのかなどなどと説教されている。
この高2の息子は、今までいわゆるいい子ちゃんタイプで父親には反抗できない子供だった。説教されたら「はい」「はい」と聞いているだけ。
それが今日は違った。食い下がっている。
私はこっそり聞き耳を立てながら「いいぞ、いいぞ。」とニヤニヤ。
主人のいうことは最もだし、正論。もちろん主人のいう事を私も推したい。
でも、息子がここまで食いさがることに、成長を感じた私。
「おぉ!!やっと言い返せるようになったのね(T ^ T)」
間違っていたとしても、きちんと自分の意見を述べて、対抗する。それがいつも怖い父ちゃんでもっ!
今まで説教されるごとに「はいはい」聞く息子に「父親には刃向かえっ!」とはっぱかけてきた私としては、子供の成長を感じずにはいられません。
もちろん遅くに帰ってきたことはよくないことだし、彼女と一緒の時は特に早く帰ってくるよう私も言うだろう。
でも、1人の人として認めて欲しいという男のプライドみたいなものが芽生えてきた息子を頼もしくも感じる出来事でした。
反抗期がないまま、大人になる人も多いと聞きますが、私は反抗期はあった方がいいと思っています。
いつまでも親の言いなりになるのではなく、キチンと自分の意見を持ち親と対等に話せる。そういう経験を持って社会に出て欲しい。上司だから、社長だからとヘコヘコするのではなく、自分の意見をキチンと述べられるそういう人になって欲しいから。
最後は父親とある約束をして、その場は収まりました。
「男なら根性みせんかいっ!」「わかった!」
……字をキレイに書けってことですけどね(笑)
話の中で、「言われたこともできない奴の何を信用しろと言うんや!」
「小1の頃から字はキレイに書けとあれだけ言ってきて、それでも直せないお前に何ができるんや。信用なんか出来んやろっ」
「わかった!キレイに書くっ!!!」
睨みつけて言ったらしいですw
言い合ってる内容レベル低っ(o_o)
それでも、乱筆の酷い息子なので、これで字までマシになればちょっと見直すな
〜と楽しみです。
朝に主人と少し話をすると、 子供に少し芯が出来てきたことを腹立ちながらも、頼もしく思えてきたと言っていました。
次男だけでなく、長男も優しい性格なので、なんでもハイハイ聞いてくれることが多かったのですが、だんだん「あれやって」と言っても「イヤや。今忙しい」長男もほぼいうこと聞いてくれなくなりました(T ^ T)
…これも成長と捉えて喜ばねばなりませんね(´Д` )
〜稲も成長中〜