カナカナのーと

日常の気になることを書きます。

福島 いわき市に住む シロさんへ

お元気ですか?

カナコです。ブログで知り合ってから、もう10年以上たちますね。

私が昔開設していたブログを削除し、mixiもやめて

音信途絶えましたが、あなたの事は忘れていません。

今でも、どこか仲間として心に残っています。

 

 震災の時、少しやり取りさせていただきました。

「何かできることはないですか?」と聞くと、

「ちゃんと現状を伝えてほしい」そう言いましたね。

 

 

そういった現状をテレビ局とかTwitterとかにメールとかで伝えてもらえたら嬉しいです。
いろんな人に知ってもらうことで、どこからか救助の手が伸びることを願って。
どうかもう少し避難範囲を拡大してもらえると避難できるんだけど。

 

東京の親せき宅に避難出来たあなたは、避難所のお世話をする

身内の方を気遣っていましたね。

避難できない人たちを気遣っていましたね。

 

5月にいわきに戻るまで、様々な思いをしたのでしょう。

目に見えない 原発被害への恐怖、きちんと報道されない現状。

 

何が正しくて、何が間違っているのか。

きっと、ずっと悩んできたと思います。

 

それでも、その場所で生きていく。その場所で子育てをする。

だって、やっぱり故郷だから。

大好きな場所だから。

 

5年経って、関西にすむ私は結局何もできなかった。何も力にはなれなかった。

 

ううん。自分の生活を優先した。

 

津波でおばあちゃんを置いて逃げた女の子の今も苦しむ相談を読み

涙しても、

原発風評被害で苦しむ人が今もいると知っていても、

結局私は何もしなかったよ。

 

・・・・・・力になれなくてごめんね。

 

「どうしてるのかなぁ」「元気にやっているのかなぁ」

「お子さんは大きくなったのかなぁ」

 

そんなことは思っても、行動してなければ、意味がないよね。

 

今、そんな私ができることと言えば、こうやってあなたにお手紙を

書くことだけです。

 

そして、ちゃんと忘れないコト。

 

生きているっていうことが、どんなに大切か。

命を繋ぐってことが、どんなに尊いことなのか。

 

若者が自ら命を絶つニュースを聞くたびに、

「どうして」って思う。

生きるって楽じゃないよ。辛いこともいっぱいあるんだよ。

それでも、みんな生きてるんだよ。

抱えて生きているんだよ。

 

楽しそうに見えている「あの人」も何かを抱えているんだよ。

何も力になれなかった私やあなたは、

「ちゃんと生きる」しかできることはないんだよ。

 

シロさん。

こういうことをキチンと伝えていく。

これで いいかな。

リアルで会った事はなくても、私はあなたの力になりたい。

私はいつもそう思っています。

だから何かあったらいつでも声かけてね。

 

いつか、ホントに会える日まで「ちゃんと生きて」いくね。

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