ヒューマンエラーを防ぐためには。。。
先日のスキーバス転落事故は、なぜ起きてしまったのでしょうか。
こういった事故を防ぐために、私たちが気を付けなくてはならないことを
考えているときに、いい文献をみつけましたのでご紹介します。
1件の大きな事故、災害の裏には29件の軽微な事故 災害、そして
300件のヒヤリハット(事故に至らなかったもののヒヤリとした事例)
があるとされます。重大な災害の防止のためには、事故や災害の発生が
予測されたヒヤリハットの段階で対処していくことが必要です。
今回の事故に関しても、300件のヒヤリハットを見逃したことが大きな
原因なのでしょう。
記事にもあるように、「近道、省略行動本能」などは、今回の大きな
原因でもあります。
バス会社だけの問題ではなく、私たちの日常にもあふれている
ヒューマンエラーをなくしていくことが、大切だと感じます。
ヒューマンエラーの12の原因
1 無知、未経験、不慣れ
2 危険軽視
3 不注意
4 連絡不足
5 集団欠陥
6 近道 省略行動本能
7 場面行動本能
8 パニック
9 錯覚
10 高年齢者の新進機能低下
11 疲労など
12 単調作業による意識低下
この原因を読むだけでも、今回の事故が防ぐことのできた事故だと
気付きます。
このような痛ましい事故から、きちんと学ぶことが大切だと思います。
どんな方の日常にも潜むヒューマンエラーの原因を知り、
それを意識することで、大きな事故や、災害はなくすことができることを
知っておきたいです。