合言葉は・・・とりあえず 「大学進学」
高校を回っている人間からすると、記事は先生を悪者にしすぎ。
今でも地元を回って就職先を探す先生方は沢山います。
先生よりも問題は親と高校生だと感じます。
ここまで大学進学率が上がってくると、同調圧力がハンパない。
とりあえず大卒。という肩書きをつけておかないと、就職すらないんじゃないかと心配になる。
なので、とりあえず行ける大学に…と進学先を決めてしまう。
高校の先生方にお願いしたい事は、
もっと専門学校の認識を持って欲しいということ。
専門学校に行かせたくないという先生方はかなりの数いる。
それは、専門学校にも悪さがあり、とにかく勧誘がひどすぎる。
10代の子供にあの手この手で夢を語り、その場でエントリーさせるということもあるようだ。
その営業スタイルが気に入らないという先生が多くいる。
でも、きちんとマッチングさせれば、大学に行くよりも充実した学びを得られることもある。
例えば美容の専門学校でも、カット技術に特化した専門学校とブライダルの髪結いに特化した専門学校がある。
生徒は髪結いがしたいと思いながら、よく調べずカット技術に磨きをかける学校に行く。
もちろんミスマッチで退学。
その専門学校を悪くいう。
そもそもきちんとカリキュラムを調べなかった自分が悪いということに気付きもしない。
その結果学校の先生にはその専門学校が悪いという評判が入る。
ただ単にミスマッチなだけなのに。
きちんと調べるということを、生徒も先生もしていない。面倒だから、わからないから、とりあえず「大学」
これが現状。
考えるということに、きちんと時間をとって欲しい。
生徒はもちろん、先生も、親も。
資格を取れば安泰とか、公務員なら安定とか、そんなことが通用しない時代になっていることに気づいて欲しい。
大学進学は、自ら勉強出来る生徒だけ行けばいい。
高校になっても親がヤイヤイ言わないと勉強しない子は行く必要ないと考えている。
結局
専門学校はもちろんだが、就職しても
どこに行っても「学び」は続くのだから。