言葉にしない声を聴く。
「サイレントマイノリティ」
新卒で働いた会社で、私はカスタマーサポート部に配属された。
そこで、ユーザーの表に出ない不満を事前に拾い、カスタマーが気付かないうちに改善して、次回買い替えに繋ぐというのが仕事でした。
多分今はこの会社にこの部はない。
採算性がないと、バブルが弾けた後にこの部は解散したのではないか…
カスタマーが不満を口にするのは、もう手遅れの状態。
次回は他社にと心は決まっている。
なので、定期的に訪問し、機械のメンテナンスを軽くしてる振りをし(いや。メンテナンスもしてましたが)ユーザーに最近どうですか?と声をかける。そして、その声をメンテナンス部に伝えて改善する。
「いつでも調子よく動く」そう思ってもらうための、細かな活動は私の今の仕事にも生きている。
サイレントマイノリティ
声なき声を聴く
どんな時でも、いつもこれを心がけている。