子供が問題行動を起こした時。
つまらないウソをつく。
子供ならだれしもあることだと思います。
でも、それが頻繁になってくると、悪質な嘘をつくようになりますよね。
我が家でも子供が「嘘」をつくということがありました。
中学二年生 思春期。怒られるのが嫌で嘘をつく。
私は見逃しませんでした。「それ、嘘やろ・・・○○君じゃないよな。。。」
「・・・いや・・・うん・・・その・・・」
「あんたがやったんやろ~!」「うん。そう。ごめんなさい・・・」
まぁ大したことではないんですよ。
でも、あまりにもそういうことが続きました。言っても言っても
治らない。どうすればいいのか。どうすれば、中二の心に届くのか。
もうさんざんいろんなことをしてきた。環境を変えようと、子供部屋を
追い出し、リビングで過ごさせたり、家のお手伝いを罰としてやらせたり・・・
でも、ち~っとも変わらない。一ミリも。
そこで、私は気持ちを落ち着かせようと車で家をでました。
「お母さんちょっと頭冷やしてくるから。あとはよろしく」
40分ほどして、家に戻ると座って待っている子供がいた。
主人に「お母さんが帰ってくるまで、そこで待ってろ」と言われたらしい。
私「もういいよ。ちょっと前に座り。」
子供「・・・」
私「あんな。今回のことは全部水に流す。もういいよ。明日から普通の
生活で。お母さん考えてん。あんたを変えようとすることはもうやめる。
あんたがやってることは、実はお母さんがやってることやねん。」
「 父ちゃんにいろいろ言われてもち~っとも変わらないお母さんは
あんたと一緒や。それに気が付いてん。だから、お母さんまずは、自分を
変えることにする。ぐずぐずしてしまうお弁当作りも6時には全部できてるようにする
出ていくとき、すぐ忘れ物してとりに戻ることも もうやめる。
電気のつけっぱなしも、物の出しっぱなしも直す。
ぜ~んぶ、お母さんの悪さなんやって気づいてん。だから、変わろうと思う。
だから、あんたに何も言うことはない。もういいよ。」
「・・・」申し訳なさそうに首をふる息子
「お母さん お風呂入ってくるわ。そこの洗濯物たたんでくれてたら、嬉しい」
「わかった。やる。」
お風呂からあがるとちゃんとたたんでくれていました。
子供の問題行動は、実は親自身が変わるときなんだと思います。
親のツケが子供に回っている。そう考えて間違いないです。
私は今頃きづきました。
親としてちゃんと 成長しなくっちゃ。。。