災害に強いへーベルハウス?!強さの秘密とデメリット
[鬼怒川の決壊]
流される家屋を2軒食い止めてなお生き残るへーベルハウス。
阪神淡路大震災でも注目された「地震、火事に強いへーベルハウス」
更に水圧にも耐えうるその強さの秘密をさぐってみた。
実際、へーベルハウスのお仕事をしている方に聞いてみた。
「他の家と何が違うの?」と聞くと
「基礎、躯体がとにかくしっかりしている。」とのこと
あの「キムタク邸」もへーベルハウスだとか!?
地震エネルギーを効率よく吸収する制震フレーム 「ハイパワードクロス」
荷重を一部に集中させない「鉄筋コンクリート連続布基礎」
床を一体化させて、変形を抑える「剛床システム」
実物大実験を繰り返すことで、震度7クラスでの耐震性を検証
そのほか様々な工夫が施されている。
自然災害が起きるごとに、へーベルハウスは大きく取り上げられる。
Q・ではなぜ、へーベルハウスがそこまで普及していないのか・・?
A・値段がとにかく高い!!!
家の中を自由設計できるとうたっているが、実際アレンジするなら木造設計の方が
お客様のニーズに対応できるのだそうだ。
「ちょっとここに 小窓が欲しい。」とか「ここは吹き抜けにして周り階段に」など
そんなニーズを言おうものなら
「オプションになります。」と言って値段が跳ね上がるのだそうだ。
なので、ビフォーアフターのようなこだわりのある家を作りたい!という
方には不向きなようだ。
それでも、今回のような自然災害を目の当たりにすると、個人のこだわりより
家として、人命を守ってくれる。
そこには、大きな価値がある。そのように思った。