カナカナのーと

子育て、教育について考えていること。

お金2.0から考えるこれからの子育て。

今もっとも売れているビジネス、経済書!

この本については2017年12月にご紹介しました。

ekarisodami.hatenadiary.jp

この本を多くの人に読んでほしい。そんな思いから読書会を開きました。

タイトルはこれ。

「お金2.0」から考えるこれからの子育て

その読書会の内容をご紹介します。

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参加者は私の運営する民間学童に参加していただいている保護者対象です。

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テクノロジーの進化は確実に私たちの生活に影響をもたらしています。

しかし、それに気が付いている人が少なすぎる!!

こちらをご覧ください。

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この写真は2005年のローマ法王の就任式の写真です。

8年後の写真がこちらです。↓↓↓↓↓

 

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わずか8年の間でこのように多くの人がスマートフォンタブレットなどを携帯するようになりました。GPSがついているものを持ち歩くなんて気持ち悪い!!なんて言ってた時代が嘘のようですね。

さて、昨今の子育て事情について私が問題だと思っているのがこの2点です。

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なので、このような読書会を開き、少しでも時代の変化をキャッチし、子育てに生かしてもらえればと思っています。

それでは、少し経済について触れてみましょう。

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私たちが日々お買い物をしたりする生活にかかわるお金は消費経済と言います。

けれど、世の中は、この消費経済で動いているのではなく、資産経済で動いています。

これが9割ですからね。すごいですね。

今、色々話題にあがる仮想通貨も、金余り現象が引き起こしたと言ってもいいでしょう。とにかくお金は余っているらしいです。

ちっとも、その感覚はないですね。(笑)

ただ時代は今までの資本主義から価値主義へと変わっているらしいです。

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では、価値主義って何なんでしょう?

今までこれは「価値がある!」と思っていてもお金にはならなかったもの。

それが経済として動いていくということです。

 

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もうすでに始まっている世界なんですね。

私はとにかく、ほぼやってみました。やってみないと教えられないと思うからです。

テクノロジーの進化についていこうと思ったら躊躇なく飛び込む!これしかないですね。飛び込んでみてから理解が追いついていく。そんな感じです。

まぁ40代以上の主婦でここまでアクティブに動いているのはマレだと思います。

前に学校訪問の仕事をしていた時に、この辺りの話を先生に話をすると「身を削ってますね。」と言われたことがあります。(笑)

でも、ホントやってみないとわからないことだらけです。まず、カタカナ用語もわからない(笑)わからない言葉をググることから始めてます。

やってみないと子供たちに教えられませんから。情報収集。これは、子供を預かるものとしての仕事の一つだと思っています。

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評価経済を考えると、若者はどうしても注目度というものに走りがちです。

けれど、結局注目度を集めても、その人に倫理観がなければバッシングにあったりして、信用が落ちてしまいます。

なので、この「倫理観」の教育というものがこれからの時代とても必要になってくると思うんですね。子供にスマホを与える前からしっかりと話さないといけないことだと思っています。

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ここまで、お話しして色々不安になられたと思いますが、今私たち親世代が生きている資本主義という経済はこれからも残っていきます。

どちらがいいかというのではなく、自分に最も適した経済を選べるという選択肢が増えるということだそうです。

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まず、子供を育てる時に知っておいてほしいことがこの言葉です。

もう、考え方が我々と全然違うんですね。先日うちの学童で「Hour of Code」というサイトでプログラミングの勉強をしたんですね。

私も初見で一緒にやろうとPC開いたんですが、私が読んでいるうちに子供たちは「こうするんやで。ほら。できた。」とサクサク進めていくんです。もう感覚ですよね。

私が説明を読んでいるうちに、もうドンドン進めていく。

そして最後にはこう言われました。

「未来は子供らにまかせとき!!」

頼もしいですね。でも、悔しいのでまだまだ古い脳をフル回転させてついていくつもりです。

さて、ここからは具体的に何からするかを考えていきたいと思います。

ここから、私が次に推薦する1冊が落合陽一の「日本再興戦略」です。

 

 

 

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落合陽一を知らない?

もうね。日本の宝ですよ。私が今一番日本を任せたい人はこの人ですね。

知らない方は、Twitterフォローすることから始めてください。

あと、NewsPicsというアプリもダウンロードしてください!かなり勉強になりますよ。テレビと新聞からしか情報を得ていないとなると、もうかなり時代遅れだと思ってください。時代遅れでもいいんです!ただね。子供にエラそうに教えるのはやめてください。だって、勉強していないんですから。

newspicks.com

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そしてこれからの時代に必要な事。

こういうことを子供たちに伝えていきたいですし、子供たちの情熱の火を消すような大人にはなりたくないですね。

 

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子供が何かをやっているときに、私はよくその「目」を見ます。

イキイキしているときは、脳もフル回転しています。そんなときは「邪魔しない!」

大人ができるのはこれだけです(笑)

あとは、大人が勉強をずっと続けることです。今日来てくださってこうやって話をしているのも、横で子供たちは感じています。勉強は大事やで。それは言葉で伝えるよりも、大人がやっていくことが一番必要なことだと思います。

知るってことは楽しいことだし、勉強も本来苦痛なものじゃない。

ワクワクしながら、この時代の変化を楽しみたいですね。

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こういったコミュニティをこれからも大切にしたいと思います。

私も正解を知っているわけではありません。なので、気が付いたことがあればどんどんご意見ください。

みんなで模索しながら時代を「創る側」の人間を育てていきましょう。

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ホリエモン万博に参加する意味って?!

2018年2月3日、4日はホリエモン万博

ホリエモン万博公式サイト

公式サイトを見てください。

1万人の巨大街中フェス!!

豪華ゲストとの対談、民間ロケット、ワイン、落語、街コン、音楽、映画祭など、色々ありすぎてよくわからない・・・

そんな人にオススメはこれ!

passmarket.yahoo.co.jp

とりあえずこれ買っておいてください。

 

ホリエモンはなぜ祭りにここまで力をいれるのか?!

豊かな人生を歩みたい。きっと誰もが思っています。

最近ワクワクしてますか?ときめいていますか?

こんな時、ホリエモンはこう言うのではないでしょうか。

「遊びにハマれ!」

会社と家の往復で、付き合う人も限られている。そんな日常を過ごしている方は

是非ホリエモン万博に足をお運びください。

とにかくパスポートを買って、興味のあるブースにガンガン立ち寄ってみてください。

自分が何にハマれるのか、自分のワクワクする心の琴線は何だったのか?

そんな自分が思い出せる2日間になると思います。

 

お金?!万博で得たものを使えば、その何倍も取り返せますよ。

行くか、行かないか。

迷っているのならGO!です。

チケット一覧 – ホリエモン万博

 

最後に多動力のおわりにの言葉を・・・

「多動力」は大量の仕事をこなすための技術ではない。

命が果てるまで、1秒残らず人生を楽しみきるための、生き方である。

 

重要な事は、Just do it. Just do it.

ただ実践することだ。失敗して転んでも、また実践する。

膝がすり傷だらけになっても、子供のように毎日を夢中で過ごす。

あれこれ考えるヒマがあったら、今すぐ、やってみよう!

 

いい時代へと移り変わる。だから何も怖れず前に進もう。

4人男の子の母です。

SNSで発信したり、仮想通貨、valu、COMSA、オンラインサロン、芸能人マネージャーと様々なものに手を出していますが、子どもたちに「こんな未来があるよ」と示せるようにとの思いからです。

まぁそれも、おせっかいかもしれないなと思いつつ、子どもたちがなにかに躓いた時に「大丈夫!」と言える為には大人が情報を仕入れておかないと。

そんなことを伝えたくて、自分の子供だけでは飽き足らず、民間の学童保育まで始め、いろんな子どもたちと毎日過ごしています。
子育てになんの心配もなくなる。こんなにいい世の中になっているのに、不安で前に進まないのはもったいない。

日本人は変化を嫌う?

この間、藤野英人さんと堀江貴文さんの対談で、日本人がチャレンジしない民族だと言うのは、間違っている。遣唐使は、出港してたどり着けるのは50%しかいないとわかっていながらも、渡った。これをチャレンジ精神と言わずして何という?チャレンジする民族なんですよ。という話に痺れた。

freshlive.tv

 

そして、購入したのがこの本↓

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そういう時代に戻っているだけなのだと思う。
藩としてそれぞれが栄えたあの時代に戻るだけ。
だから何も怖くない。

時代を前に進めよう。それが、子どもたちが生き生きと過ごせる未来を残せる唯一の手だと思うのです。

大人も共に学んで、一緒にワクワクして毎日眠りにつけるようなそんな時代なんだと私は思っています。

努力の量は自分では計れない。

センター試験に行く息子を駅まで車で送った。家から自転車で片道3.5キロ。これを息子は自転車で駅まで行き、電車に乗る。センター試験の日は特別!ということで、車を出した。

「送ってくれるん?」嬉しそうな顔。

「今日と明日だけ特別やで。」と私。

その車の中で、息子はこういった。

「俺、この道をチャリで三年間頑張ったわー。」

「何言ってるん?たかが3.5㌔やで?普通です。ふ、つ、うっ!」と私。

「でもな、お母さん俺だけやで!あの駅まで自転車で通ってたん。」

 

ご近所で同じ高校に行く息子の同級生は最寄り駅から一駅電車に乗っている。そこから私鉄に乗り換える。

うちの息子はこの一駅を自転車で通った。そして私鉄に乗って学校へ通った。

それを「頑張った」と言うので、「いやいや。ちょっと待って。お母さんからしたら、一駅電車にのるほうが、軟弱やし!それは頑張ったとは言いませーん。」

こう言ってから考えた。

周りがもし全員自転車通学していたら、息子はそれが「当たり前」と思っただろう。決して、頑張ったとは言わなかったはずだ。友達は優雅に電車で通うのを、寒い日も一人自転車で通い、一駅電車組の友達が羨ましかったのかもしれない。

 

人は人との比較で、自分の努力の有無を計るのだ。

そう考えると、戦中、戦後と生きた人たちは、日本全体が必死で復興したので、その当時、自分が苦労したとか努力したとかきっと思わなかったのだろう。

でも、今の私達の生活から考えると、それは並大抵の苦労ではなかっただろう。

人は自分のコミュニティーの中で、人と比べて、頑張ったとか努力したとか感じるだけで、そのコミュニティーから抜け出すとその努力は努力でもなんでもないことだと気が付く。

私自身も、子供が4人も居て大変だーなどと言うときもあるが、それって6人育てたおばあちゃんからしたら、カスみたいな動きなんだろうと思う。

 

自分で努力したとか、頑張ったとか感じたときは、自分の勝負する世界がとても小さいところなのではないかと、自分自身を振り返ろう。

 

そしたらきっとこう思える。

「いや。まだまだ出来るはず。」

 

だから、たかが3.5㌔自転車で通っただけの息子には「頑張ったね」とは絶対に言わない。

 

 

大学受験 親が子供に出来ること「次男編」パート2

http://ekarisodami.hatenadiary.jp/entry/2017/09/18/074354

 

センター試験一日目が終わりました。

前回の記事から、紆余曲折を経て理系から文理融合型の学部を志願した息子です。(いわゆる文転です。)

長男に続き、次男も塾にはお世話にならず、自分の力で勉強しました。子供4人もいると、子どもたち自身も気を遣うのかもしれません。次男は国公立狙いなので、流石に一人で勉強は無理じゃないかと思い私は「塾行ってもいいよ」と声かけたのですが、「いいわ。自分でできるし。」と言って行きませんでした。

学校が国公立推しの進学校なので、一応第一志望は地方国立大なのですが、本人的にはオープンキャンパスで気に入った私立大学があるらしく、本当はそこが第一志望のようです。

我が家は「絶対国公立!」とも言いませんし、「大学は行くべき!」とも言っていません。大学は勉強したい人が行くべきで、勉強嫌いな人は行かなくていい。早く社会に出て働くということも、素晴らしいこと!と言ってますし、働くのが嫌なら、大学費用にと貯めたお金で世界中旅するのもありだと伝えています。

子供にいくつもの選択肢を与えると、受験にプレッシャーを感じることはないようです。

センター試験一日目が終わった息子が私にこう言いました。

「全然緊張しなかったわ。まぁ出来はそこそこって感じやけど、自分の実力出してあかんかったら、働けばいいやん?それだけのことやし。」

 

かっこいいやん。。。

 

子供は親の思ったとおりに育ちます。

今をわくわくと生きること。それが何よりも大事。調子に乗ってるときは、乗り過ぎてしまえ!そして痛い目に合うことがあれば、その時また学べばいい。

大学受験は合格がゴールではない。

大学受験のために勉強した日々が、自分のこれからを支える糧になる。

親が、そのように構えていれば自然と息子は行きたい方向へと導かれて自分の道を進んでいくでしょう。

うちの息子はどの道に進んでもなんとかなるだろう。

わくわくする方を自分で選んで行けばいい。センター試験2日目もどんな問題が出るか、わくわくしながら、実力を出せればそれでいいよね。

応援だけしよう!

 

 

親子密着型の子育てからの脱却

これからの子育てに正解はないと書きました。

「思考力」「表現力」「判断力」がますます問われる時代になりますよ。ということです。

2020年からの入試改革は合教科型の問題なども出題されるとも言われています。

そもそも社会に出て起こりうる課題に「これは数学」「これは社会」なんて教科に分かれて考えられることなんてありません。

一つの課題に対して、様々な知識を駆使し、対処していく。こういったことを、学生時代から身につけさせましょうというそもそも論から成り立つものだと私は考えています。

なのでむしろ即戦力がつく教育だと私は期待しています。

有名大学合格をゴールとする親がまだまだ多い世の中。本当の勝負は「子どもたちを社会で活躍できる人材として育て上げられるのか?」という事をゴールにしなくてはいけません。

大学合格をゴールと考える保護者の方がいるならば、そもそものゴール設定を変える必要があります。子供は親の私物ではありません。ましてや、老後の面倒を見てくれる人材でもありません。私は子供は社会からの預かり物だと思っています。

本来、親だけで子育てをするということが間違っているのです。自分たちの社会を良くしたいと思うのなら、自分の子供じゃない子供も大人は面倒を見る必要があると思うのです。

たくさんの目で育った子供は、社会へ出てからも活躍できます。様々な価値観と触れ合うことで、人とのコミュニケーションを得意とします。仕事は一人では出来ません。小さい頃から培ったコミュニケーション能力で様々な人と協力し、仕事でも成果をあげれるのではないでしょうか。

ただ、現代では、親子密着型の子育てが疲弊してきています。共依存型の親子も問題にもなってきてます。そんな世の中を変えていくために必要なことは「指導」ではなく「サポート」なのです。

サポートと言っても、何か特別なことが必要なわけではありません。

子どもたちを見かけたら、見守る。その目があるだけで世の中は大きく変わると私は感じています。子どもたちを巡る問題は、子供を持つ親だけの問題ではなく、すべての人たちの問題だとおもってもらえれば、子育て世代にも生きやすい世の中になります。

親が安定すれば子供も安定します。

教育が安定すれば、社会基盤も確固としたものとなるでしょう。

その世の中にするためには、多くの方が、子どもたちと関わり合えるそんな場を作ることが、これからの時代に必要だと感じています。

子どもたちの力が問われているのではないのです。我々大人の力が、問われているのだと私は感じています。

大人が勉強するしかない時代なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからの時代の子育ての正解は。

http://bunshun.jp/articles/-/5730?page=1

「権力の時代は終わった。」
こう聞いて喜ぶ人は多いだろう。けれど、権力の時代が終わってしまうと困る人たちがたくさん出てくる。
考えることが苦手な人たち。所謂「良い子」と言われてきた人たちだと思っている。親の言うことを聞く。言われたことをやる。褒められる。これを報酬として生きる癖がついてしまうと、権力者がいないと彷徨うことになる。
私はこれが怖くて「ボクらの秘密基地」という民間の学童保育をしている。
2020年大学入試センター試験廃止後「思考力」「表現力」「判断力」が問われるテストが始まると聞いたのが確か3年ほど前だったと思う。
この三つの力は受験テクニックで乗り切れる力ではない。幼少期からの積み重ねでつく力で、急にそんな問題になったときに、慌てる親や子供がたくさん出てくるのではないか。
実はこの「思考力」「判断力」「表現力」があれば大学入試で問われるまでもなく、日本の大学進学をコスパが悪いと判断し進学しないのではないかと思っている。
なぜなら、未だ日本の教育機関は「言うことを聞く良い子を育てる」機関だからだ。
これが、あと10年で変わるとは思えない。なぜなら、時代についていけない大人が多いからだ。
自分たちの生まれ育った時代の常識を良しとし、新時代を受け入れず、勉強すらしない。
ITを悪とし、人と繋がりを薄くするものと捉える。
あの時代は良かったとノスタルジーに浸るのが悪いとは言わない。新しいものを取り入れないこともそれでいい。
ただ、これからの子供達に自分の価値観を押しつけてくることだけは、害以外何者でもないと認識して欲しい。
今の時代を生きる方法は誰も答えを持っていない。皆が手探りでそれを模索している。
「じゃあどうすればいいの?」と聞いている次点で自分が終わっていると認識することから始めて欲しい。

権力者がいなくなると言うことは、諸手を挙げて喜ぶべきことではない。
一人一人が考えて手を動かし、正解を探る。これが唯一のこの時代を生き抜く答えなのだと感じている。

私はこの「ボクらの秘密基地」で考えて子育てをする仲間を、少しずつ増やしていければと思っている。